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参考2

産学共同シーズイノベーション化事業 育成ステージ について

●事業の主旨

 顕在化されたシーズをイノベーション創出に育成するプランを立案いただき、育成しようとするシーズに関して、「シーズ育成プロデューサー」を中心とした産学共同研究(マッチングファンド形式)により顕在化シーズの実用性を検証するための研究開発を行う。

●申請者

 シーズ育成プロデューサー(企業)及び研究リーダー(大学等)(連名の応募)

●研究費

 5,000万円程度/課題・年(企業からの負担額を上限)

●研究期間

 最長4年度

●選考方法

 プログラムオフィサー(PO)がアドバイザー(外部有識者)の協力を得て評価(書類審査、面接審査)を行い採択課題候補を選考し、JSTが選定

●審査の観点

1 「課題の独創性」
 技術内容が革新的であり、優位性をもち、かつ実現可能であること。
2 「目標設定の妥当性」
 イノベーション創出の鍵となるものが示され、その実用化に向けた目標が数値等の定量的な指標および試作品等の具体的なかたちで示されていること。
3 「産学共同での研究体制の妥当性」
 シーズ育成プロデューサーを中心とした産学共同での研究体制が組織され、また産学の役割分担が明確になっていること。
4 「提案内容の実行性」
 目標達成のために克服すべき問題点・課題が抽出され解決に向けた計画が立案できており、研究者等の配置が適切に行われていること、また提案する期間内において実行可能な計画となっていること。
5 「イノベーション創出の可能性」
 我が国の産業の国際競争力を高める可能性、研究開発成果がイノベーションにつながる可能性、または社会ニーズに応えるような可能性があること。

●採択予定課題数

 8課題程度