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参考 科学技術理解増進事業での最近の主な受賞歴

1)サイエンス チャンネル 2004北京国際科学映像祭 金賞受賞!

サイエンス チャンネル番組「眠る猫と世界の形」が青少年・教育部門で金賞を受賞し、見事、中国の伝統シンボルである黄金の龍のトロフィーを勝ち取りました。その他、「アスリート解体新書」の第5話「相撲 筋肉という鎧をまとった男たち」が入賞しています。
本映像祭は、中国科学技術協会(Chinese Association of Science and Technology)が隔年で開催しています。前回は2004年11月8日から4日間にわたり北京で開催されました。19カ国の79の映像関係組織より184本が出品され、国際科学教育映像界で有名な専門家及びその他の学者、プロデューサー等11名で構成された審査委員会による事前審査により69本が最終選考作品に選ばれ、その中から最優秀賞、部門毎に上位3作品、審査員特別賞が授与されます。
http://bjfestival2004.losn.com.cn/e_index.htm

2)サイエンス チャンネル U.S. International Film and Video Festival 2005 銀賞受賞!

サイエンス チャンネル番組「眠る猫と世界の形」が、初等・中等教育部門で銀賞を受賞しました。同「アスリート解体新書」第5話「相撲 筋肉という鎧をまとった男たち」も、レクリエーション・スポーツ・趣味・手工芸部門で銅賞を受賞しました。
本映像祭は、内外から高く評価されている映像祭であり、制作者が自身の技能の評価、国際的な認知を得る場として開催されています。特徴として、点数だけでなく、作品の創造性を重視して評価している点が上げられます。応募作品は2004年実績で1,500本、27カ国に渡ります。前回はロサンゼルスで2005年6月4日に授賞式が行われました。
http://www.filmfestawards.com/

3)JSTバーチャル科学館 2005国際連合情報社会世界サミット大賞で、世界大賞受賞!

JSTバーチャル科学館*1が、日本代表として参加していた国際連合情報社会世界サミット大賞(World Summit Award:WSA)のe-Science(イーサイエンス)部門において、ベスト5の一つとして選ばれました*2
WSAは、国連の組織である世界情報社会サミット(World Summit on the Information Society:WSIS)のプロジェクトとして位置づけられており、2003年より開催されています。デジタル・デバイド(情報格差)やコンテンツの質の格差是正を目的とし、インターネットを活用した創造性あるコンテンツを紹介する世界的なコンテストで、多様な文化や価値観、表現力を選考基準として重要視しており、教育、科学、文化継承の電子化を奨励しています。
WSA-JAPAN国内予選においては、「コンテンツの内容も具体的かつ正確。ページ構成もテーマ毎・ページ毎に多種多様なデザインでつくりこまれていて見飽きない」と総合面で高評価を受けました。

用語説明
※1 JSTバーチャル科学館とは、私たちの生活に身近にそして深く関わっている科学技術について多数のコンテンツを5つのカテゴリーにわけ、インターネットを通じてわかりやすく楽しく提供しています。
「JSTバーチャル科学館」
※2 2005年4月から2ヶ月間に、WSA国内予選が開催されました。125のサイトから応募があり、8カテゴリー毎に各1作品が日本代表優秀作品として選出されました。
その後、9月3日から10日まで、バーレーンにて168カ国、約1,000作品について、世界大会の審査が行われ、8カテゴリー毎上位5作品を優秀賞として選出しました。入賞作品は11月16日にチュニジアで世界各国の要人を招いて開催されるWSAの祝典で世界代表として紹介・表彰されました。(WSA-JAPANのHP参照)
WSA-JAPAN→http://www.wsis-award-japan.org/
WSA→http://www.wsis-award.org/
WSA受賞ページ→http://www.wsis-award.org/index.php?folder=298