JST(理事長 沖村憲樹)では、バイオインフォマティクス推進事業における平成17年度から開始する研究開発課題を6件選定いたしました。
バイオインフォマティクス推進事業は、膨大かつ多種多様な生物情報を整理統合し、そこから有用な知識を見出すことにより、新しい産業の創出、新しい医療の開拓、新しい農業の構築へと発展することを可能とする情報生物科学(バイオインフォマティクス)の発展の推進及びそれを基盤とした21世紀の新しい生物科学の創造を目指してバイオインフォマティクス推進センターを設置し、統括(勝木元也 自然科学研究機構 基礎生物学研究所 所長)、副統括(高木利久 東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授)の指導のもと、事業を実施しています。
研究開発課題の募集は、生物科学情報から生物現象の原理や法則を発見し体系化するために、情報科学と生物科学が融合して研究開発を行うものを対象に、平成17年3月22日から5月16日まで行いました。合計で113件の応募があり、統括がバイオインフォマティクス委員会の協力を得て課題の選考を進めてきました。今後、契約手続き等が整い次第、研究開発に着手する予定です。
(本件の問い合わせ先)
研究基盤情報部 バイオインフォマティクス課 近藤、黒田TEL:03-5214-8491 FAX:03-5214-8470