科学技術振興機構報 第1687号

令和6年4月24日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」
令和6年度採択機関の決定について

JST(理事長 橋本 和仁)は、「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」における令和6年度採択機関を決定しました。

第6期科学技術・イノベーション基本計画において、研究のダイバーシティの確保やジェンダード・イノベーション創出に向け、中高生、保護者、教員などに対し理工系の魅力を伝える活動などにおいて、女性研究者のキャリアパスやロールモデルの提示を推進し、女性の理工系への進学を促進するため、さらなる拡充を図ることとされています。また、第5次男女共同参画基本計画においても、女子中高生、保護者、教員などの科学技術系の進路への興味・関心や理解を全国的に向上させるための取り組みを推進し、次代を担う女性の科学技術人材を育成することを施策の基本方針としています。

女子中高生の理系進路選択支援プログラムは、これらを踏まえ、女子中高生の理工系分野に対する興味や関心を高め、理系進路へ進むことを志すためのさまざまな取り組みを支援します(1件当たりの支援額:上限600万円/年、支援期間:最大3年間)。

本年度の公募は、令和6年1月12日(金)から2月20日(火)の期間に行い、30件の応募がありました。その後、外部有識者で構成される委員会にて審査し、その結果をもとに7件の機関を決定しました。これにより、令和6年度の実施機関は17拠点となります。

なお、事業の詳細については下記のホームページを参照してください。

ホームページURL:https://www.jst.go.jp/cpse/jyoshi/

<プレスリリース資料>

<お問い合わせ先>

科学を支え、未来へつなぐ

例えば、世界的な気候変動、エネルギーや資源、感染症や食料の問題。私たちの行く手にはあまたの困難が立ちはだかり、乗り越えるための解が求められています。JSTは、これらの困難に「科学技術」で挑みます。新たな価値を生み出すための基礎研究やスタートアップの支援、研究戦略の立案、研究の基盤となる人材の育成や情報の発信、国際卓越研究大学を支援する大学ファンドの運用など。JSTは荒波を渡る船の羅針盤となって進むべき道を示し、多角的に科学技術を支えながら、安全で豊かな暮らしを未来へとつなぎます。

JSTは、科学技術・イノベーション政策推進の中核的な役割を担う国立研究開発法人です。

前に戻る