科学技術振興機構報 第1368号

平成31年4月1日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

未来社会創造事業(探索加速型)における
平成31年度新規本格研究課題の決定について

JST(理事長 濵口 道成)は、未来社会創造事業(探索加速型)において、平成31年度の新規本格研究課題と研究開発代表者を下記の通り決定しました(別紙1)。

本事業では、社会・産業ニーズを踏まえ、経済・社会的にインパクトのあるターゲットを目指す技術的にチャレンジングな目標を設定し、POC(概念実証:実用化が可能かどうか見極められる段階)を目指した研究開発を実施します。

未来社会創造事業(探索加速型)は、探索研究から本格研究へと段階的に研究開発を進める点に特徴があります。探索研究では、スモールスタート方式(研究開発課題を採択する際に比較的少額の課題を多数採択する仕組み)で多くの斬新なアイデアを取り入れ、探索研究から本格研究へ移行する際に研究開発課題を絞り込むことで、最適な研究開発課題の編成や集中投資を行います。

本格研究への移行審査においては、運営統括が研究開発運営会議および外部専門家の協力を得て、書類査読と面接選考(探索研究の事後評価並びに本格研究の事前評価)を実施しました。その評価結果を踏まえて、事業統括会議にて平成31年度本格研究移行課題の候補について審議を行い、1件の本格研究課題を決定しました。

[本格研究課題]

「世界一の安全・安心社会の実現」領域(運営統括:田中 健一)

重点公募テーマ「ヒューメインなサービスインダストリーの創出」

研究開発課題名:「香りの機能拡張によるヒューメインな社会の実現」

研究開発代表者:東原 和成(東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授)

事業および研究開発課題の詳細は別紙および下記ホームページを参照してください。
URL https://www.jst.go.jp/mirai/

<添付資料>

<お問い合わせ先>

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