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<参考図>
図6 IpaBたんぱく質による細胞周期進行の調節

図6 IpaBたんぱく質による細胞周期進行の調節

 Mad2L2はG2/M期にAPCユビキチンリガーゼと相互作用し、その基質分子の蓄積が可能となります。M/G1期に入るとMad2L2の抑制効果が解除され、APCユビキチンリガーゼは活性化して基質分子の分解が誘導されます。IpaBがMad2L2と結合すると、そのAPCユビキチンリガーゼ抑制効果が解除され、早期にAPCユビキチンリガーゼが活性化されて基質分子が蓄積されず、細胞周期の停止が誘導されます。