(お知らせ)
平成15年5月22日
埼玉県川口市本町4-1-8
科学技術振興事業団
電話 048-226-5606(総務部広報室)
URL: https://www.jst.go.jp

日本科学未来館の6月の特別行事について

 科学技術振興事業団(JST 理事長 沖村憲樹)の日本科学未来館(館長 毛利衛)は、毎回熱心な参加者を集める、好評のレクチャーシリーズ「展示の前で研究者に会おう!」を開催しています。日本科学未来館の展示制作に携わった研究者が、自分の展示物を通して自らの研究を語ります。今回は、インタープリター(展示解説員)として活躍している人型ロボット「ASIMO」を取り上げます。

【6月の新規イベント】
1. 展示の前で研究者に会おう!
「ロボットの知覚と行動」「ASIMOが見ているもの、聞いているもの。」
6月21日(土)13:30~15:00

2. すばる望遠鏡の研究者と話そう
~日本科学未来館-国立天文台ハワイ観測所TV会議~
6月21日(土)13:00~13:50(予定)

【企画展】
1. 「時間旅行」展-TIME!TIME!TIME!
3月19日(水)~6月30日(月)

【「時間旅行」展関連イベント】
1. 時間を取り巻く研究者たち
●シリーズ2:旅先レクチャー
(1) 「遥かなる時間の流れ~ビックバンから私たちまで~」
6月 1日(日)14:00~15:30
(2) 「ゾウの時間・ネズミの時間・ナマケモノの時間」
6月 8日(日)14:00~16:50
●シリーズ3:時間旅行ガイドツアー
6月 1日(日)13:00~13:30、16:00~16:30の2回

2. ワークショップ
(1) 時間交換ゲーム~互いの時間感覚を感じよう
6月 7日(土)13:30~15:00

<6月の休館日(3日、10日、17日、24日)>
【新規イベント】
1. 展示の前で研究者に会おう!
「ロボットの知覚と行動」「ASIMOが見ているもの、聞いているもの。」
 ロボットの視聴覚処理は、生物ほどの能力をもっていません。いかにロボットの知覚能力を上げるか、視聴覚情報をどのように扱うかがロボットの自律性を上げる鍵となります。最新のASIMOがもつ知覚能力と視聴覚情報に基づく行動について、すなわち、ASIMOが何を見てどう動くか、その仕組みについてわかりやすく解説します。
開催日 6月21日(土)13:30~15:00
場 所 1F シンボルゾーン
講 師 坂上義秋(株式会社本田技術研究所)
定 員 約40名を予定
申込方法 日本科学未来館ホームページより、所定の申込フォームにご記入の上、お申込みください。
http://www.miraikan.jst.go.jp/
料 金 入館料のみ(大人 500円/土曜日のため18歳以下は無料)
問い合わせ TEL 03-3570-9156(担当:展示企画グループ 宮島)
   
2. すばる望遠鏡の研究者と話そう ~日本科学未来館-国立天文台ハワイ観測所TV会議~
 国立天文台ハワイ観測所と日本科学未来館をTV会議システムでつなぎ、すばる望遠鏡の研究者に来館者が直接質問するイベントを開催します。星や宇宙、そしてハワイに関する疑問や質問など、直接聞くことが出来ます。
日 時 6月21日(土)13:00~13:50(予定)
場 所 5F 展示ゾーン すばる望遠鏡展示前
出演者 布施哲治先生ともう一人の研究者(国立天文台ハワイ観測所)
定 員 約50名(自由参加)
参加費 入館料のみ(大人 500円/土曜日のため18歳以下は無料)
問い合わせ TEL 03-3570-9156(担当:展示企画グループ 小川)
 
【企画展】
1. 「時間旅行」展-TIME!TIME!TIME!
 毎日何回時計を見ますか? 同じ24時間なのに長い日と短い日はありませんか? 子供のころの夏休みは長かったと思いませんか? 自分とペットの時間の流れは違うと思いませんか? 時間がない!時間が戻ればいいのにと思ったことはありませんか? 時間の流れる早さって本当に一定なのでしょうか? 時間って一体だれが決めたものでしょうか? 時間はどこにあるのでしょうか?みんなが一生つきあう「時間」。しかし、その定義や概念は歴史とともに変化し、未だその正体は明かされていません。未来館は、この人類における永遠の謎について考えることに挑戦します。
開催期間 3月19日(水)~6月30日(月)
場 所 1F 催事ゾーン
料 金 入館料のみ(大人 500円/18歳以下 200円)
※但し、土曜日は一般・団体とも18歳以下は無料。
問い合わせ TEL 03-3570-9154(担当:催事グループ 内田)
 
【「時間旅行」展関連イベント】
 学問の世界で「時間」はどのように研究されているのでしょうか。日本科学未来館オリジナル企画「時間旅行」展にちなんで、生物、地球、宇宙、哲学、文学など、さまざまな切り口で時間を捉えながら研究をしている研究者たちの、生の声を聞くシリーズです。登場するのは個性的で魅力溢れる研究者たち。彼らが見つめる時間、そして彼らが繰り広げる研究の世界に触れてみませんか。

1. 時間を取り巻く研究者たち
●シリーズ2:旅先レクチャー
(1) 「遥かなる時間の流れ~ビックバンから私たちまで~」
 最新の科学研究の成果をもとに、約150億年前のビッグバンから現在に至るまでの時間の流れについて、天文学の見地から紹介する。
日 時 6月 1日(日) 14:00~15:30
場 所 7F みらいCANホール
定 員 300名
演 者 永井智哉(科学技術振興事業団研究戦略開発室)
参加費 無料
(2) 「ゾウの時間・ネズミの時間・ナマケモノの時間」
 ふだん時間とは時計で計るものと私たちは考えているが、動物の時間はそうではなさそうだ。ゾウはネズミよりゆったりと生きている。「動物の時間」の見方を通して、時間 を、そして私たちの生活を考えなおしてみよう。前半が講演、後半は演者が作詞・作曲・ボーカルを担当する生バンド付演奏会。曲目「ナマケモノのうた」「一生のうた」、他「歌う生物学必修編」より多数。
日 時 6月 8日(日) 14:00~16:50
場 所 7F みらいCANホール / 1F シンボルゾーン
定 員 300名
演 者 本川達雄(東京工業大学大学院生命理工学研究科教授)
参加費 入館料のみ(大人 500円/18歳以下 200円)

●シリーズ3:時間旅行ガイドツアー
ガイドツアーIII
日 時 6月 1日(日) 13:00~13:30、16:00~16:30の2回
場 所 1F 催事ゾーン
定 員 20名
ナビゲーター 一川 誠(山口大学時間学研究所、工学部助教授)
参加費 入館料のみ(大人 500円/18歳以下 200円)

<研究者紹介>
永井智哉(科学技術振興事業団研究開発戦略室)
1971年生。専門は理論天文学。国立天文台で星形成過程の理論的な研究をしてきた後、日本科学未来館に勤務。宇宙を中心とした科学教育普及活動を数多く行ってきている。
本川達雄(東京工業大学大学院生命理工学研究科教授)
1948年生。棘皮動物(ナマコ、ウニ、ヒトデ、ウミユリ)の硬さの変わる結合組織の研究や、群体性のホヤを使ったサイズの生物学の研究をしている。
一川 誠(山口大学時間学研究所、工学部助教授)
1965年生。専門は実験心理学。実験的手法を用いて、人間の知覚認知過程や感性の特性について研究している。
 
<その他の事項>
申込み方法
 ○インターネット:
  日本科学未来館ホームページhttp://www.miraikan.jst.go.jp/time/event.htmlより、
  申込みフォームに必要事項を入力し、ご応募ください。
 ○ハガキまたはファックス:
  氏名、住所、電話番号、職業、年齢を明記の上、日本科学未来館「時間を取り巻く研究者たち」係まで、
  参加希望シリーズ名と開催日を明記してご応募ください。
  <ハガキの宛先>〒135-0064 東京都江東区青海2-41
  <ファックス番号>03-3570-9160
締 切    定員になり次第(締切る場合はホームページ上に記載します。)
問い合わせ  TEL 03-3570-9156(担当:大学院連携グループ 三石)
   
2. ワークショップ
(1) 時間交換ゲーム~互いの時間感覚を感じよう
 歩くのが速い人、食べるのが遅い人、ゆっくり返事をする人・・・私たちの日常生活の中で流れる時間には、人によって多くの違いが存在します。時間とは、あなたと私の間で同じように流れているのでしょうか。このワークショップではペアを組んで、様々なシチュエーションや、別の人に流れる時間をユーモアたっぷりに体験します。
日 時 6月 7日(土) 13:30~15:00
場 所 7F 会議室3 / 中庭
参加対象 小学校高学年以上
(友人・ご家族など2~3名のグループでご参加ください。)
定 員 15名程度
参加費 無料

<その他の事項>
申込み方法
 ○インターネット:
  日本科学未来館ホームページhttp://www.miraikan.jst.go.jp/time/event.htmlより、
  申込みフォームに必要事項を入力し、ご応募ください。
 ○ハガキまたはファックス:
  氏名、住所、電話番号、職業、年齢を明記の上、日本科学未来館「時間旅行展ワークショップ」係まで、
  参加希望シリーズ名と開催日を明記してご応募ください。
  <ハガキの宛先>〒135-0064 東京都江東区青海2-41
  <ファックス番号>03-3570-9160
締 切    定員になり次第(締切る場合はホームページ上に記載します。)
問い合わせ  TEL 03-3570-9156(担当:時間旅行展ワークショップ係)

継続イベント

○7月の休館日(1日、8日、15日)、8月は無休

本件に関してのお問い合わせ先:
  日本科学未来館  〒135-0064 東京都江東区青海2-41
  TEL:03-3570-9151(代) FAX:03-3570-9150 URL http://www.miraikan.jst.go.jp/
  TEL:03-3570-9153(広報グループ)


This page updated on May 22, 2003

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