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<研究成果>技術テーマ「ヒト生体イメージング」の研究成果に基づく特許取得

2014年12月23日

「ヒト生体イメージングを目指した革新的バイオフォトニクス技術の構築」にて実施しております研究開発課題「蛍光標識グルコース法による体内診断用プローブの開発」(研究代表者:弘前大学 山田 勝也 准教授)の研究において、開発が進められているブドウ糖誘導体が日米欧3ヶ国にて特許登録・許可されました。
(概要)
・がんの早期診断に向け、弘前大学の山田 勝也 准教授が中心となって開発した、蛍光の緑色に光る世界初のL型ブドウ糖誘導体が、2013年に欧州で特許登録されたのに続き、2014年11月に米国、12月8日に国内で、相次いで特許許可された。
・蛍光L型ブドウ糖誘導体は、正常細胞にも取り込まれる蛍光D型ブドウ糖誘導体に比べ、成長したがんに、より強く取り込まれるため、精度の高いがん診断が可能になる。
・成長したがんだけが持つ、蛍光L型ブドウ糖誘導体を取り込む入り口を今後見つけられれば、画期的な治療法につながる可能性がある。

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