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トピックス

2006年3月14日

佐藤チーム「安心・安全のための移動体センシング技術」
プロジェクトH17年度成果報告会

本プロジェクトでは生活・物流・自動車分野において、1)自動車・家電などの機械の稼動や利用者の行動などのふるまい情報を計測・蓄積し、その特徴やくせを抽出する統合センシング技術、2)この情報に基づいて個別適合したサービスを可能とする技術の確立をめざしています。これにより、個性をもつ個人や個別状況に対応した、きめ細かな安全・安心サービスを実現するシステム基盤技術を創成します。

本研究成果報告会では,このような基本計画の下に、昨年9月から進めてきた第1年次の研究成果を発表しました。

 プロジェクト外の方も多数参加され、聴講、熱心な質疑応答、そして懇親会の場でも活発な意見交換があり、活動成果の理解を深めて頂けました。

日時 2006年3月14日(火)
講演会 13:00〜17:30
懇親会 17:30〜19:30

場所
東京大学武田先端知ビル 武田ホール&ホワイエ

参加者
プロジェクト関係者 62名
外部一般参加者   86名
合 計      148名

プログラム
開会挨拶                      佐藤知正(東京大学)
招待講演
“トヨタハイブリッドシステムの制御技術”      阿部真一
                     (トヨタ自動車株式会社HV制御開発室長)

生活分野
「生活分野における移動体センシングの研究」
“住宅における人・物の移動センシング”       森武俊(東京大学)
“焦電センサによる高齢者の検知状況”        池谷薫(立山システム研究所)
“センサネットワークデバイスの開発”        中田成憲(三菱電機)

物流分野
「移動体センシングによる人と物の移動の効率化」
“物流グループの概要と物流用位置探査システム”   保坂寛(東京大学)
“物流位置探査システムの実演”           川原靖弘(東京大学)
“物流振動デバイス”                森田剛(東京大学)
“オンデマンドバスの研究と実証実験”     大和裕幸、稗方和夫(東京大学)

自動車分野
「自動車の予防安全に向けたドライバー運転行動センシング」
“全体概要”                    永井正夫(東京農工大学)
“市街地走行データ収集とドライブレコーダの要件選定”道辻洋平(東京農工大学)
“操作量データに基づく運転意図検出と操舵支援適用事例”
                ポンサトーン・ラクシンチャランサク(東京農工大学)
“予防安全技術の動向と個別適合支援の方向性” 米川隆(トヨタ自動車)

法・倫理分野 
“ユビキタス・メカトロニクスと情報倫理”       郷原信郎
(桐蔭横浜大学コンプライアンス研究センター)


講演の様子

講演の様子


熱心に聴講する参加者

熱心に聴講する参加者


懇親会での意見交換

懇親会での意見交換


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