「分子複合系の構築と機能」
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研究統括:櫻井 英樹
(東京理科大学 教授) |
この研究領域は、有機分子や無機分子等からなる分子複合系の構築並びにそれに基づく新しい物性や機能の発現を目指す研究を対象とするものです。
具体的には、有機分子や無機分子等が分子内あるいは分子間でさまざまな相互作用を行い、新規の物性を発現することに着目し、これら分子の設計、分子複合系の構築、静的及び動的な相互作用の解明、さらにはこれらの知見に基づく新しい機能材料の創出に関する研究が含まれます。 |
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10年度採択 | ||
小夫家 芳明 | 奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科 教授 | 生体のエネルギー変換・信号伝達機能の全構築 |
高橋 保 | 北海道大学触媒化学研究センター 教授 | 次世代物質変換プロセスの開拓 |
橘 和夫 | 東京大学大学院理学系研究科 教授 | 複合体形成に基づく膜タンパク質の機能制御 |
堂免 一成 | 東京工業大学資源化学研究所 教授 | エネルギー変換機能を有する無機超分子系の構築 |
藤木 道也 | 日本電信電話(株)物質科学基礎研究所 主幹研究員 | らせん協調ハイパー高分子の創製と構造・物性・機能の相関 |
11年度採択 | ||
桑嶋 功 | (財)北里研究所生物機能研究所 研究部長 | 高次構造天然物の全合成:制癌活性物質の探索と創製 |
鈴木 啓介 | 東京工業大学大学院理工学研究科 教授 | ハイブリッド型生理活性分子の高効率構築法の開発 |
田中 順三 | 物質・材料研究機構 主幹研究員 | 無機ナノ結晶・高分子系の自己組織化と生体組織誘導材料の創出 |
福住 俊一 | 大阪大学大学院工学研究科 教授 | 有機・無機複合光電子移動触媒系の開発 |
吉川 研一 | 京都大学大学院理学研究科 教授 | 自己生成する高分子ナノ秩序体:高次構造制御と機能発現 |
12年度採択 | ||
香月 勗 | 九州大学大学院理学研究院 教授 | 次世代合成のための多機能集約型触媒の構築 |
清水 敏美 | 産業技術総合研究所界面ナノアーキテクトニクス研究センター センター長 | 一次元孤立微小空間構造の組織化と機能発現 |
田中 晃二 | 岡崎国立共同研究機構分子科学研究所 教授 | 化学エネルギー変換素子の構築 |
戸部 義人 | 大阪大学大学院基礎工学研究科 教授 | 混合混成型巨大炭素パイ電子系の創出 |
中西 八郎 | 東北大学多元物質科学研究所 教授 | 有機ナノ結晶の作製・物性評価と多元ナノ構造への展開 |