「ゲノムの構造と機能」
研究統括:大石 道夫
((財)かずさDNA研究所 所長)

 この研究領域は、現在急速に発展しつつある各種生物のゲノムの構造とその機能に関する研究を対象とするものです。
 具体的には、種々の生物のゲノムの構造解析、ゲノム解析技術、ゲノム機能の分子生物学的研究、ゲノム研究に関連した遺伝子やタンパク質の研究、それらの研究成果に基づく細胞の機能発現に関する研究等が含まれます。

研究代表者
所属機関・役職
研究課題
10年度採択    
石野 史敏 東京工業大学遺伝子実験施設 助教授 哺乳類特異的ゲノム機能
柴田 武彦 理化学研究所 主任研究員 組換えを介したゲノム動態制御
長田 重一 大阪大学大学院医学系研究科 教授 アポトーシスにおけるゲノム構造変化の分子機構
松原 謙一 (財)国際高等研究所 学術参与 器官形成に関わるゲノム情報の解読
森 浩禎 奈良先端科学技術大学院大学遺伝子教育研究センター 教授 大腸菌におけるゲノム機能の体系的解析
11年度採択    
田矢 洋一 国立がんセンター研究所 室長 p53によるゲノム防御機構
花岡 文雄 理化学研究所 主任研究員 ゲノム情報維持の分子メカニズム
馬場 嘉信 徳島大学薬学部 教授 ナノチップテクノロジーの創製とゲノム解析への応用
平岡 泰 通信総合研究所関西先端研究センター グループリーダー ゲノムの安定保持を保証する細胞核構造の解明
吉田 稔 東京大学大学院農学生命科学研究科 助教授 核内因子の局在と修飾に関する化学遺伝学的研究
12年度採択    
武田 俊一 京都大学大学院医学研究科 教授 高等真核細胞で標的組み換えの効率を上昇させる方法の開発
鍋島 陽一 京都大学大学院医学研究科 教授 klothoマウスをモデルとしたゲノム機能の体系的研究
新川 詔夫 長崎大学付属原爆後障害医療研究施設 教授 染色体転座・微細欠失からの疾病遺伝子の単離と解析
八木 健 大阪大学細胞生体工学センター 教授 クラスター型カドヘリンのゲノム構造・機能の解析



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