モバイル機器やクラウドコンピューティングの普及により、
ITが日常生活を大きく変える時代になった。
しかし、現状のモバイル機器は充電を頻繁に行わなければ使えない。
また、コンセントに接続したままの充電器も増え続け、エネルギーの浪費となっている。
ビックデータやIoTでさらに増え続ける消費電力を如何に減らすかは社会的課題の一つである。
そこで本プロジェクトでは、
電圧で磁気メモリに情報を記録する究極の不揮発性メモリや
省電力スピントロニクス論理集積回路など、
コンピュータの各メモリ/ストレージ階層の省電力化を極めることに挑み、
社会的課題の解決を図る。
そして、IT機器の電力使用量を極限まで減らし、
充電ストレスのない快適なエコIT社会と大規模災害時でも情報にアクセスできる
安全・安心な社会を実現して行く。