テーマ名 |
目標 |
達成状況 |
A-1 超低電力、超高輝度、超高視野角液晶表示モードの創出 |
・新規液晶光学モードの創出と周辺技術の開発 |
・OCBモード・フィールド・シーケンシャルカラー液晶15インチディスプレイを試作し、評価した。 |
・散乱光制御法の確立 |
・OCBモードを用いたLCOS素子の開発及びLED光源、光学系システムの開発によりフィールドシーケンシャル方式LCOSプロジェクターを試作し評価した。 |
・人間工学を考慮した表示特性の設計と製作 |
・最終目標である30インチ大画面で消費電力20W以下、高品位で低価格の液晶ディスプレイ創出技術を実現した。 |
A-2 液晶応答速度の高速化 |
・6インチパネル試作用のOCBモード液晶材料及び配向膜材料の供給、液晶材料・配向膜材料の最適化 |
・6インチパネルで実用パネルへの適用可能性を確認できた。 |
・液晶パネルの低消費電力化、 ・実用的な液晶材料と高プレチルト角の配向膜材料の開発 |
・駆動電圧を低下させることを特徴とする新規添加材料を合成し、液晶材料・配向膜材料を最適化し、15インチパネル試作を通じて、OCB モードに適した液晶材料および配向膜材料を開発した。 |
・理論的アプローチによる液晶混合設計指針の検討 |
・化学構造や組成を最適化し、高凾氏A高刄テ、高信頼性を持つ実用的な液晶材料と、安定な高プレチルト角を示す実用的な配向膜材料とを見出した。 |
A-3 高性能ディスプレイの測定、設計、評価技術の確立 |
・反射型特性評価技術の開発(高精度光度計測評価) |
・「液晶粘性係数測定装置」、「OCB液晶フィルタ」及び「オーバードライブ評価測定装置」を試作し、評価を行った。 |
・2軸型電気光学特性評価技術の確立(高精度広視野角測定) |
・「液晶粘性係数測定装置」、「OCB液晶フィルタ」については、青森県内企業が事業参画し商品化が実現した。 |
B-1 新駆動素子構造の創出 |
・30インチQXGATFT基板を実現可能とする要素生産技術開発 |
・小型基板実験系で配線形成の要素技術開発を概ね完了した。 |
・ディスプレイ装置の試作と量産対応生産方式の確立 |
・上記を大型基板に適応するべく、小型の実験系で得た条件で30インチQXGATFT基板を実現可能とする15インチ基板の試作に拡大発展させた。 |