評価報告書 > 2.評価の方法・評価項目

大学発ベンチャー創出推進
平成23年度終了課題事後評価報告書

2.評価の方法・評価項目

(1)評価対象
  平成20年度採択課題のうち、平成23年度で研究開発を終了した1課題(別紙1参照)。

(2)評価の方法
  研究開発チームから提出された終了報告書と起業計画書、さらに自己評価票を参考に、平成24年6月26日−7月17日に書面による審査を実施し、さらに7月31日開催の事後評価会で、プログラムオフィサーがアドバイザーの協力を得て面接による審査を行い、評価を実施した。

(3)評価項目
 1)研究開発計画の達成度(計画の達成度)
 2)知的財産権の確保(知的財産権)
 3)起業(事業)計画の妥当性(起業化計画)
 4)新産業創出の期待度(新産業創出)
(参考1)平成20年度採択課題の概要
 @募集期間 平成20年3月11日−平成20年4月17日 (応募課題数71件)
 A一次選抜 平成20年7月25日 (17課題選抜)
 B二次選抜 平成21年12月1日−平成21年12月17日(9課題選抜)
 C延長審査 平成23年1月21日−平成23年2月17日(4課題選抜)
 D研究開発期間 平成20年8月1日−平成24年3月31日(今回事後評価対象)
 E事後評価会 平成24年7月31日


(参考2)平成20年度採択課題 起業の実績(平成24年9月末現在)


《灰色のセルが今回事後評価対象課題》

分野

課題名

開発代表者(研究開発機関)

研究開発終了年度等

設立企業名

代表者

所在地

事業内容

設立年月

資本金(千円)

ライフ

オン・ディマンド型の蛋白質絶対定量キットの開発

 寺崎 哲也(東北大学)  研究開発延長実地中
(株)Proteomedix Frontiers 堀江 透 宮城県仙台市

タンパク質定量キット開発・製造・販売、新薬標的タンパク質探索、バイオマーカー・タンパク質探索

H22.3 10,000

低侵襲性高感度マルチ抗原アレルギー診断チップの開発研究

 木戸 博(徳島大学)  研究開発期間延長中
応用酵素医学研究所(株) 鈴木 宏一 徳島県徳島市

マイクロアレイ技術を用いたアレルギー診断チップによるアレルギー診断事業

H22.5

7,000

ディスポ式、磁気浮上遠心血液ポンプの研究開発

 高谷 節雄(東京医科歯科大学) 平成22年度
メドテックハート(株) 高谷 節雄 神奈川県横浜市

体外式循環補助ポンプの研究開発・製造・販売・輸出入・ライセンス業務

H23.8 3,000
IT

デジタルフォトンカウンティングX線イメージャーの開発

青木 徹(静岡大学) 研究開発期間延長中
(株)ANSeeN 奥之山 隆治 静岡県浜松市 CdTe半導体検出器の設計・開発・販売、半導体検出器の応用 及び利用した製品の設計・開発・販売

H23.4

5,000

紙とペンによるユーザコンピュータインタラクションの開発

中川 正樹(東京農工大学) 平成22年度
アイラボ(株) 堀口 昌伸 東京都小金井市 手書き認識技術の研究開発・販売・サービス、手書きアプリケーションの研究開発・販売・サービス、手書きインターフェースの研究開発
H23.12 4,600

デジタルTV用超小型・低消費電力CMOSワンチップ
受信フロントエンドLSIの研究開発

松澤 昭(東京工業大学) 平成22年度
材料・
ナノテクノロジー
高品質な有機強誘電性薄膜作製における標準化技術の研究開発

石田 謙司(神戸大学)

平成23年度
(今回事後評価実施対象)

(株)センサーズ・アンド・ワークス 堀江 聡 京都府京都市 赤外線センサを中心とするセンサ素子、モジュールの生産技術/商品開発および販売
H23.4 3,000

原子空孔受託評価及び評価装置製作ベンチャー企業の創出

金田 寛(新潟大学)

平成22年度

環境・
その他
短日性農作物の光害を回避するLED屋外照明装置の開発 山本 晴彦(山口大学) 平成22年度
(株)アグリライト研究所 園山 芳充 山口県山口市 「光害」に関する啓発事業、コンサルタント事業、分析受託事業、「光害」阻止効果照明及び部品の販売

H23.12

3,000

安全・安心・環境モニタ用空間ロボットの開発 恩田 昌彦(産業技術総合研究所) 平成21年度
(株)スカイプラットフォーム 秋永 和寿 茨城県つくば市 空間ロボットの研究、開発、製造、販売、運用及びコンサルタント
H22.4 7,200




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