つなぐしくみ申請 H20年4月 |
高電圧で充電された同軸ケーブルの一端を短絡したときに他端に発生する高速反転パルスでプラズマ反応器を励起すると、通常の電源に比べて著しく低い電圧で放電を励起することができる。その結果、高効率・省エネルギーのプラズマ反応系が構築できるので、それを環境浄化システムに応用する。
申請時には、本技術をディーゼル排ガス中のNOx除去に使用して高効率な処理が可能であるというデータを取得済みで、その実用化を進めるためにデータ補完費支給、共同開発企業情報の提供、NOx除去以外の応用先に関する情報提供等を希望して、「つなぐしくみ」に申請があった。
B社とNDA締結し共同実験を実施、A社と共同実験にて実用性を評価中。
研究者単独での市場分析には限界があるので、日頃から研究の進むべき方向に誤りが無いか心配でした。この制度を活用することにより研究の方向性を再確認することができたことが非常に良かったです。ありがとうございました。
(作成日:平成22年3月31日)