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出展一覧
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◆JST復興促進センターの支援成果ご紹介
国立研究開発法人科学技術振興機構 イノベーション拠点推進部
◆研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)事業紹介
国立研究開発法人科学技術振興機構 産学連携展開部N-9 -
■出展概要
復興促進プログラム
JST復興促進センターでは、平成24年度から平成27年度まで、盛岡・仙台・郡山の3つの事務所を拠点として、科学技術イノベーションによる東日本大震災からの早期復興を支援してまいりました。JSTのマッチングプランナーが、被災地域の企業ニーズを発掘し、その解決に向けた産学共同研究の支援を行っており、すでに製品販売に至るなどの成果も生まれています。
今回、これらの研究の成果をご紹介します。
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)
A-STEPは、大学等で生まれた技術シーズを実用化し社会への還元を目指す技術移転支援プログラムです。今回は、制度の概要をパネルやパンフレット等で紹介いたします。また、これまでに得られた研究開発成果の中から2つの成果を展示いたします。本展示が、多くの皆さまに各課題の成果にご興味を持っていただくきっかけ、そしてA-STEPを活用した新たな産学共同研究開発をご検討いただく第一歩となることを願っております。
■お問い合わせ先
国立研究開発法人科学技術振興機構 イノベーション拠点推進部
TEL: 03-6272-4732
メールアドレス:mp[AT]jst.go.jp
URL: http://www.jst.go.jp/fukkou/国立研究開発法人科学技術振興機構 産学連携展開部/募集窓口
TEL:03-5214-8994
メールアドレス:a-step[AT]@jst.go.jp
URL: http://www.jst.go.jp/a-step/
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◆災害現場における救急救命用スタンドレス輸液装置の開発
株式会社アイカムス・ラボN-9-1 -
■出展概要
岩手医科大学の現場のニーズにより、岩手大学の高効率化と高精度化に伴う流体解析技術、 (有)UNOの高精度モーター技術と、(株)アイカムス・ラボの減速機等の動力系の高効率化技術で、輸液バッグ用のスタンドを用いなくても使用可能な、高精度、高流量の輸液装置を開発しました。
■共同研究機関等
有限会社UNO/岩手大学/岩手医科大学
■お問い合わせ先
株式会社アイカムス・ラボ 営業部
TEL: 019-601-8228
メールアドレス:info[AT]icomes.co.jp
URL: http://www.icomes.co.jp/
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◆IoT社会を支えるための微細加工・評価装置の開発
株式会社三友製作所N-9-2 -
■出展概要
IoT社会では多種多様な電子デバイス、MEMSデバイス、そしてそれらの複合デバイスが市場投入されることが必要であるため、デバイス試作と評価におけるスピードとコストに対する要求が厳しくなっております。(株)三友製作所は、次世代デバイスの試作に適したマスクレスで局所エッチング可能な卓上プラズマエッチング装置と、大気圧、並びに電子顕微鏡内で使用可能な低摩耗で長寿命なアクチュエータを搭載した微細位置決め装置を開発しました。
■共同研究機関等
千葉工業大学/東北大学/信州大学/国立研究開発法人産業技術総合研究所
■お問い合わせ先
株式会社三友製作所 テクノセンタ
TEL:0294-33-9931
メールアドレス:info-sales[AT]sunyou-ss.co.jp
URL: http://www.sunyou-ss.co.jp/
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◆プラスチックゴミからつくる放射線遮蔽材
株式会社伸クリーン/株式会社明石屋N-9-3 -
■出展概要
産業廃棄物として処理される家庭などから出るペットボトル・食料品の容器や自動車工場から出される一般的に「ゴミ」と称されるものを再利用し放射線遮蔽材を製作しました。この生産様式は、環境負荷低減に大きく貢献(CO2削減)すると考えられ、さらには、放射線による汚染や劣化の影響が少ないため再々リサイクルが可能です。
■共同研究機関等
茨城大学/国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
■お問い合わせ先
株式会社明石屋 営業部
TEL:029-262-3917
メールアドレス:info[AT]akashiya.biz
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◆天井落下のない建物を目指して
太洋工業株式会社/アサヒサンコー株式会社N-9-4 -
■出展概要
東日本大震災により体育館、音楽ホールやプールなど多くの人が集まる大規模な施設の天井が落下する事故が発生しました。その後、国ではこれらへの対策を講じた建築基準法を実施(H26.4.1)しています。この基準に適合した「安全な耐震天井部材の開発」を行いました。展示場では実構造ミニモデルで地震時の天井構造の3軸方向での動的変位の状況を観察できます。また軽量耐震天井用見切り板サンプルの展示、実施工時の施工方法及び完成外観についてビデオで紹介しております。
■共同研究機関等
茨城県工業技術センター
■お問い合わせ先
アサヒサンコー株式会社
TEL: 042-762-3265
メールアドレス:as-sanco.gata.ken[AT]mbr.nifty.com
URL: http://as-sanco.jimdo.com/
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◆高速燃焼炎を用いたアトマイズ法により金属粉末製造法の確立
ハード工業有限会社N-9-5 -
■出展概要
従来のアトマイズ法では実現が難しい微細な金属粉末製造と、超急冷システムの研究により乾燥状態でアモルファス合金粉末製造技術を確立しました。 近年、圧粉磁心に低損失と高磁束密度の両立を狙ったFe基アモルファス粉末合金材料の適用が進められています。軟磁性アモルファス合金粉末は、今後製品の小型化や高い周波数に対応して渦電流損失を低減する必要があるため、平均粒径で数~20μm程度の微粉末の需要が大幅に増えつつあります。市場のニーズに対応する為、私共は更なる微細化に向けて取り組んでいます。
■共同研究機関等
岩手大学/東北大学
■お問い合わせ先
ハード工業有限会社 総務
TEL:0178-22-3379
メールアドレス:yamagata[AT]hard-industry.com
URL: http://www.hard-industry.com/
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1)タブレット型視機能訓練検査装置「オクルパッド」
2)多用途で併用可能な放射線モニタリングポスト
ヤグチ電子工業株式会社N-9-6 -
■出展概要
1)タブレット型視機能訓練検査装置「オクルパッド」
本製品は、弊社のサイネージ向け商材であるホワイトスクリーンから、北里大学半田教授と共同開発した小児弱視・斜視の訓練器具です。目をふさぐことなく、楽しくゲームで遊ぶだけで訓練が可能、さらに短期間で訓練効果があり、すでに多くの小児患者に使用されています。
2)多用途で併用可能な放射線モニタリングポスト
本製品はスマートフィン接続型の放射線量計です。震災直後から開発を始め、4か月で商品化したものです。放射線のみならず、各種センサーを接続することにより気温・湿度・日照・土壌水分など様々なモニタリングを可能にしています。■共同研究機関等
1)ジャパンフォーカス株式会社/北里大学
2)株式会社スマートコミュニケーション/慶應義塾大学
■お問い合わせ先
ヤグチ電子工業株式会社 営業部
TEL: 0225-75-2106
メールアドレス:eigyou[AT]yaguchidenshi.jp
URL: http://www.yaguchidenshi.jp/
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◆7日間電池交換無しで使える無線式心電計
株式会社リアルデザインN-9-7 -
■出展概要
在宅医療の現場では、緊急時連絡は患者家族からの連絡によるもので、医療従事者が患者のバイタルを簡便かつ正確に把握する手段が不足しています。この課題解決のため、我々は電池交換無しで連続7日間の心電波形伝送が可能な小型心電計の製品化に成功しました。医療従事者は、心電計から伝送された心電図を、スマートフォンを通じてインターネットから、リアルタイムに確認でき、また心拍の異常時には、アラームをメールで通報する機能があります。
■共同研究機関等
株式会社イメージワン/東北大学
■お問い合わせ先
株式会社リアルデザイン 総合企画部
TEL:022-791-5170
メールアドレス:wordpress[AT]real-design.co.jp
URL: http://real-design.co.jp/
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◆有機触媒型制御重合による高機能色彩材料の開発
大日精化工業株式会社N-9-8 -
■出展概要
大日精化工業は、京都大学の後藤淳准教授(現・南洋理工大学)が発明した”有機触媒型制御重合”をシーズ技術とし、色材開発の中核技術として確立しました。本技術では、汎用の有機化合物を触媒とすることで、コスト面で有利であり、また、様々な官能基を有するモノマーが重合できるため、今までにない機能性ポリマーを得ることができます。当社では、本法により新規な機能性ポリマーを開発し、ナノ粒子の微分散液の実用化に成功しました。色材をはじめ、新規機能性材料の開発に協力します。
■共同研究機関等
京都大学
■お問い合わせ先
大日精化工業株式会社 技術機構 基幹技術本部 重合研究部
TEL:03-3899-5672
URL: http://www.daicolor.co.jp/
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◆食中毒・毒素・菌迅速検出システム
フルイドウェアテクノロジーズ株式会社N-9-9 -
■出展概要
・本システムは、マイクロ流体チップに、特異抗体・糖鎖を修飾し、このチップに被検査物を流し、毒素・菌を検出します。
・特に食中毒のベロ毒素・菌(O157等)を高感度で迅速(1時間)に検出します。
・光学系が単純で、装置は小型(30×30×30cm)・軽量(10kg)・安価で、迅速検出により食中毒被害の未然防止・発生後の被害拡大を最小限に抑制できると期待されます。
■共同研究機関等
警察庁 科学警察研究所/国立研究開発法人産業技術総合研究所
■お問い合わせ先
フルイドウェアテクノロジーズ株式会社
TEL:048-720-8901
URL: http://www.fluidware-technologies.com/