- コンクリート内部環境センサー
物質・材料研究機構 構造材料研究拠点 グループリーダー 西村 俊弥
小間番号 | 展示 158 |
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出展概要
電気化学センサーを応用することにより、コンクリート内部の腐食性因子である塩分、pH、溶存酸素等を定量的に求める手法を開発した。センサーは、金属センサー部とリード線で構成され、金属センサー部は形状を変化させることが可能である。例えば、センサーを球状にして、コンクリート表面からの深さを変化させて埋め込み、環境因子の深さ方向の分布を求められる。さらに、センサーケーブルを接続することで長期間のモニタリングも可能である。本手法は、実際の道路橋や鉄道橋に設置しており、実証試験を進めている。
JST支援プログラム名称・期間
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)
インフラ維持管理・更新・マネジメント技術
平成26年度~平成30年度
共同研究者情報
- 京都大学、東京工業大学、日本大学