出展概要

本研究の目的は、次世代民間航空機向けに、オートクレーブ（圧力釜）を必要とせず、高生産性・高信頼性を両立した、炭素繊維強化プラスチック製構造部材のモジュール設計とブロック一体化工法の融合技術を創出することにある。
本研究では、炭素繊維を台上に直接配置するAFP（Automated Fiber Placement）技術を適用した炭素繊維シート基材、及び、三次元形状に賦形した前記基材と金型間の空間に樹脂を流動させ、空間をプレスで圧縮し基材の板厚方向に樹脂を浸透する構造部材の一体成形技術を開発した。

JST支援プログラム名称・期間

戦略的イノベーション創造プログラム（SIP）
革新的構造材料
平成26年度～平成30年度