- 生体活動情報を磁場で捉える高感度磁気センシング装置
東北大学 大学院工学研究科 教授 安藤 康夫
小間番号 | 展示 69 |
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出展概要
生体から発生する微小な磁場を検出し、疾患検査(例えば心疾患等)装置への応用を研究開発している、高感度磁気センシング装置を展示します。従来の生体磁場測定は、液体ヘリウムの使用が必須で非常にコストのかかる方法でした。展示のトンネル磁気抵抗効果を利用した磁気センサは常温で高い感度があり、TMRセンサとして世界で初めて常温下で心臓磁場を検出できました。脳からの磁場検出を目指したセンサ開発を進めており、将来的には疾患診断・予防だけでなく、スポーツ科学、ヘルスケアへの用途応用にも期待できます。
JST支援プログラム名称・期間
戦略的イノベーション創出推進プログラム(S-イノベ)
研究開発テーマ「スピン流を用いた新機能デバイス実現に向けた技術開発」
研究開発課題「トンネル磁気抵抗素子を用いた心磁図および脳磁図と核磁気共鳴像の室温同時測定装置の開発」
(平成23年度~平成32年度(予定))
共同研究者情報
- コニカミノルタ(株)