- インフラサウンド津波センサーの高度化および防災システムへの応用展開に関する研究
高知工科大学 総合研究所 インフラサウンド研究室 教授 山本 真行
小間番号 | 展示 135 |
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出展概要
超低周波音(インフラサウンド)は、落雷、火山噴火、津波などの地球物理学的規模の現象等により発生する微小気圧変動として大気中を音速で伝搬します。海溝型巨大地震の際、沿岸地域の陸上に面的に設置されたセンサー群により超低周波音を面的にセンシングできれば、津波到来前にその規模(津波マグニチュードのような概念)情報を把握でき、地域防災に役立つことが期待されます。さらに潮位計や非常時通信機能等を組み合わせ、IoTアプリケーションとして安全安心な社会に向けた重要なコンテンツの1つを提供することが可能となります。高知県内をモデル地域とした超低周波音センシング網の構築状況とリアルタイム表示およびセンサー実物について展示、紹介を行う予定です。
JST支援プログラム名称・期間
マッチングプランナープログラム 第1回探索試験 平成27年度
共同研究者情報
- (株)サヤ 代表取締役 横田 昭寛
- 京都産業大学 コンピュータ理工学部 准教授 瀬川 典久
- (株)数理設計研究所 代表取締役 矢澤 正人
- オサシ・テクノス(株) 技師長 戸梶 博司