出展概要

免疫組織化学の常識を超えた「迅速に結合・解離を繰り返す」蛍光プローブを用いることによって、超解像画像構築を行う独自の顕微鏡法IRIS（Kiuchi et al. Nat. Methods 2015）は、既存の手法を凌駕する（１）緻密で忠実な超解像可視化、（２）原理的に無制限の多重染色を実現し、分子レベルの病理組織解析法へ発展する可能性を秘めている。この目標に向けて、開発中のIRIS用蛍光プローブ作製法などについての概要を解説する。

JST支援プログラム名称・期間

CREST「統合1細胞解析のための革新的技術基盤」「多重高密度超解像顕微鏡ＩＲＩＳによる多分子複合体マッピング」（平成27年度～平成32年度）