Japan Science and Technology Agency Fair JSTフェア2018-科学技術による未来の産業創造展-

入場無料 2018.8.30[THU]10:00~17:30 - 8.31[FRI]10:00~17:00 東京ビッグサイト西3ホール

メタンを高付加価値化学原料に転換する触媒技術創出

鳥取大学 大学院工学研究科 応用化学分野 教授 片田 直伸

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

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小間番号 展示 84

出展概要

天然ガスは大きな埋蔵量を誇り,シェールガスやメタンハイドレートの採掘技術までが確立されれば炭化水素資源の供給には事実上制限がなくなります。そこで天然ガスの主成分であるメタンから,ガソリンの主成分で需要の大きなPET原料などの直接合成を目指し,芳香族炭化水素のメタンによるメチル化を実現する触媒活性点と反応場を創製します.メチル化作用が近年見出されたゼオライト担持遷移金属触媒上で,先駆的合成・キャラクタリゼーション技術を駆使し,気相組成,イオン交換サイトの微細構造,遷移金属種の特性が各反応段階の速度に及ぼす影響を明らかにし,開発指針を確立します.数値目標も定め,実力ある新技術を開発します。

JST支援プログラム名称・期間

CREST「多様な天然炭素資源の活用に資する革新的触媒と創出技術」「メタンによる直接メチル化触媒技術の創出」(平成29年度~平成34年度)

共同研究者情報

  • 東京大学大学院工学系研究科 准教授 脇原徹
  • 工学院大学先進工学部 教授 奥村 和

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