- 人工超空間とがん非侵襲診断法
名古屋大学 大学院工学研究科 生命分子工学専攻 助教 安井 隆雄
小間番号 | 展示 J4-14 |
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出展概要
細胞は体液中に個々の細胞情報を反映した小胞体(直径40-200 nm)を放出することが知られている。本研究成果においては、尿中に存在する小胞体を捉えるため、「狙った空間位置」に「狙った材料・表面」で「狙った大きさ」の「狙った空間空隙」を持つ人工超空間を作製した。その人工超空間を用いることで、尿中のがん細胞由来の小胞体を捉え、尿1 mLより健常者とがん患者を識別することに成功した。
JST支援プログラム名称・期間
さきがけ
「超空間制御と革新的機能創成」
「がん転移メカニズム解明にむけた人工超空間の創製」
平成27年度採択