- 透明な酸化物の半導体IGZO-TFT が引き起こす
ディスプレイ革命 細野 秀雄 (東京工業大学 応用セラミックス研究所 教授/元素戦略研究センター長)
出展概要
パソコンやテレビに使用されるTFT(薄膜トランジスター)パネルに主に使用されている「アモルファスシリコン半導体」には今後さらに高機能化していく技術に半導体の性能が追いつかないという問題があります。
この問題の解決策として注目されたのが、細野秀雄教授がで開発した「透明アモルファス酸化物半導体(TAOS)」です。
その物質の1つであるIn-Ga-Zn-Oを用いたTFTの発明により、国内外の企業が実用化研究を加速させTFT液晶パネル開発は新たな世界へと進み始めました。
JST支援プログラム名称・期間
ERATO「細野透明電子活性プロジェクト」総括責任者(平成11~16年度)
SORST「透明酸化物のナノ構造を活用した機能開拓と応用展開」研究代表者(平成16~22年度)
ACCEL「エレクトライドの物質科学と応用展開」研究代表者(平成25~30年度)