出展概要

発電された電気がそれを使用する住宅等に届くまでに発生する送電ロスをゼロにする。その答えの１つが超電導を利用した高温超電導線材です。
本成果は、それまでに実用化された超電導と比して100℃以上高温で超電導状態になるという優位性を持つ一方、加工が非常に難しく、実用化が困難とされたBi（ビスマス）系超電導の製造技術を確立しました。
本技術の委託開発企業である住友電気工業は、開発した高温超電導線材を携え米政府が進める超電導送電プロジェクトに参画、日本企業として初の米政府プロジェクト参加を実現しました。

JST支援プログラム名称・期間

委託開発（平成2～7年度）
「酸化物超電導材料（Bi系超電導線）の製造技術」

ブース位置詳細