- コア-シェル構造粒子を用いた高感度半導体式ガスセンサの開発
新コスモス電機(株) センサ本部 センサ開発センター 固体センサ第一グループ 主任 上田 剛
出展分野 | ナノテクノロジー・材料 |
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小間番号 | 展示 E7-14 |
出展概要
半導体式ガスセンサを用いたppbレベルのガス分析の実現のため、感応粒子をコア-シェル構造化する事で超高感度化を図った。コア-シェル粒子ではややサイズの大きいコア粒子の表面にナノサイズの感応粒子が配置される事により、感応膜内の良好なガス拡散と鋭敏な抵抗変化が起こるため、超高感度となる。センサはポータブルガス分析装置の検知部として用いている。この装置ではガスをカラム分離して成分ごとのセンサ応答を得るため、本来選択性の乏しい半導体式センサでppbからの現場・短時間でのガス識別検知が可能である。
JST支援プログラム名称・期間
京大微細構造解析プラットフォーム(平成28年度)
「コア-シェルナノ構造粒子を用いた高性能ガスセンサ材料の開発」
課題支援番号:A‐16‐KT‐0004