出展概要

アロマ精油成分の消臭メカニズムを解明する手掛かりとして、精油成分と悪臭成分を混合することで分子の状態の変化を観察。ペパーミントの主成分である「ＤＬ－メントール」を悪臭成分「2－エチルヘキサン酸」と混合すると、ラマンスペクトルにおいて2－エチルヘキサン酸のカルボニルピークが高波数側にシフトすることが確認された。このスペクトルの変化は、カルボン酸の2分子会合がメントールの水酸基により切断されたことによると考えられる。

JST支援プログラム名称・期間

文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム　平成27年度

共同研究者情報

• 名古屋大学　大学院工学研究科　化学・生物工学専攻　応用化学分野　分子・物質合成プラットフォーム　特任教授　坂口佳充

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