出展概要

鉄道のバラスト軌道内に点在させるだけで、沈下抑制が可能となる「道床強化安定化ブロック」とその安定化工法を開発しました。バラスト砕石と同程度の大きさのコンクリート直方体形状物（高強度繊維補強ブロック）を混入するだけで、バラストを固めずして軌道の残留変位が約3割、振幅も約2～3割低減し、軌道支持剛性が増加することが実証されています。本工法の採用により、沈下補修作業の低減につながります。

JST支援プログラム名称・期間

旧・地域イノベーション創出総合支援事業　地域ニーズ即応型
開発期間：平成20年度～平成22年度
課題名：鉄道軌道安定化のための、有機繊維強化コンクリート構造体および安定化工法の開発

共同研究者情報

• 富山県工業技術センター　生活工学研究所　製品科学課　副主幹研究員　上野　実
• 金沢工業大学　客員教授　伊能　忠敏

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