- 低温焼結銀ナノ微粒子の高機能化と低コスト化を実現
(株)大阪ソーダ R&D本部 イノベーションセンター 光硬化樹脂 主席 岩佐 成人
出展分野 | ナノテクノロジー・材料 |
---|---|
小間番号 | 展示 G2-5 |
出展概要
山形大学で開発されたシュウ酸銀を原料とした低温焼結性に優れる高性能銀ナノ微粒子は、合成時の二酸化炭素の急激な発生が量産化への課題でした。本検討においては、連続合成法により時間当たりの反応量を制御することで、高効率で低コスト化が可能な製法を確立しました。加えて、山形大学の粒径制御技術を応用することで、PE、導電性接着剤等様々な用途に適した銀ナノ微粒子の提供が可能となりました。
JST支援プログラム名称・期間
A-STEP(研究成果最適展開支援プログラム) ハイリスク挑戦タイプ
開発期間:平成25年度~平成27年度
課題名:コスト競争力を有する高性能銀ナノ微粒子の工業的製造方法の確立
共同研究者情報
- 山形大学 理学部 物質生命化学科 機能性錯体化学研究グループ 教授 栗原 正人