視点

宇宙への夢、産学官を推進力に!

名古屋商工会議所 産業振興部長 佐藤 航太

2022年3月15日

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昨年末に実業家の前澤友作氏が宇宙に行った。大きく報道されたのでご存じの方も多いと思う。他にもアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏の宇宙行や、テスラ創業者のイーロン・マスク氏率いるスペースXが宇宙船打ち上げを成功させ、このところ宇宙関連の話題を見聞きする機会が増えてきたように感じる。

こうした中、筆者地元の愛知では宇宙ベンチャーのPDエアロスペースが独自開発の機体と新型エンジンで2029年に「宇宙旅行」を実現すべく日夜邁進(まいしん)している。今から15年前、2007年に緒川修治氏が同社を立ち上げた際は一人での「飛び立ち」だったが現在は約40人の社員を抱えるほか、社外にも緒川社長の夢に共感する大勢の個人有志や、産学を問わず多くの関係機関が力を合わせている。純民間による宇宙機開発は、前例がないことばかりで、壁だらけの取り組みであると聞く。こうした壁を乗り越えることは一つの企業に任せるのではなく、地域や国がタッグを組んでいくことが不可欠であると考える。

ぜひとも産学官の連携を大きな「推進力」にして夢を現実にしてほしい。

私が宇宙へ行けるのはいつになるのだろうか。その日が少しでも近づくよう、自分のできることは最大限に取り組みたいと思っている。