視点

新年度に向けて

大学共同利用機関法人自然科学研究機構 研究力強化推進本部 特任准教授 前波 晴彦

2022年3月15日

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年度末である。日本では国の会計年度と学校年度が同じ期間を用いているので、一般に「年度」というと4月1日から翌年の3月末までの期間が想起される。ちなみに農薬年度は10月から、いも年度(!)は9月からだそうである。ともあれ2021年度が終わろうとしている。

コロナ禍は2020年4月7日に政府による緊急事態宣言が発出されてから数えても、すでに3年度目を迎えようとしており、いまだ社会に深い爪痕を残している。それぞれの現場で奮闘されている皆さんと互いの苦労話を笑って話せる日が来ることを心待ちにしている。

ところで2021年度末をもって国立大学法人中期目標期間の第3期が終わり、第4期が始まる。「第4期中期目標期間における国立大学法人運営費交付金の在り方について 審議まとめ」は「様々なステークホルダーとの連携・協働を介して、国立大学が社会変革や地域の課題解決を主導する」ことを目指すべきであり、「(新たな投資を呼び込むパートナーシップを構築するための)活動を大学内で『出島』のような一部の取り組みにとどめることなく、大学全体に波及させることが必要」という。産学連携実務者にとって活躍の場が広がりこそすれ狭まることはなさそうな新年度である。