視点

今、対処が必要なこと

名古屋商工会議所 産業振興部長 佐藤 航太

2021年7月15日

  • Twitterを開く
  • Facebookを開く
  • LINEを開く
  • 印刷ボタン

昨年から続くコロナ禍は今そこにある危機であり、速やかな対応が必要である。そしてもう一つ、速やかな対応が必要な問題が地球温暖化である。

コロナの被害も甚大だが、気候変動がもたらす被害は、今後不可逆的に増えていくことが予想されている。

何しろ、2015年のパリ協定を受けた今の各国のCO2削減目標では、達成できてもこれまでの排出で現在の気温は上昇し、今後の上昇幅をどれだけ抑えることができるのかが問題だそうだ。

もちろん何もしなければもっとひどいことになるわけで、世界が競うように取り組みを表明し、わが国も挑戦的な目標を掲げている。産業界も求められる変革に苦慮しながらも対応は避けて通れない。

実際には具体策の積み上げが必要で、水素の利活用やCO2の削減、回収などではブレイクスルーが待たれる技術も数多くある。

まさに、産学連携で取り組むべき喫緊の課題だと思う。

名古屋商工会議所では、こうした技術開発に取り組む企業や大学を広く紹介するため、2019年から「産学連携クリーンテック技術展」を開催している。前回はコロナ禍でオンライン開催としたが、次回はぜひともリアル開催し、最新技術の啓発を進めたい。できることは限られているが、少しでも何か、と考えている。