視点

種まきの努力

摂南大学 経済学部 教授/首都圏産業活性化協会 会長 野長瀬 裕二

2021年2月15日

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2020年の年の瀬に、何人かの中小中堅企業経営者とお話しして気がついたことがある。2019年度まで元気であった企業にも、コロナ禍は業績に影響を与えている。

もちろん、特需の恩恵を受けた企業もあるが、それは一部に限られている。悪影響を受けている企業の方が明らかに多い。

しかし、このような状況下であるが、「種まきの努力」の話を嬉々としてする企業経営者は多い。

恐らく、このコロナ禍が明けた後、努力をしている企業は、同業他社に差をつけていくのであろうと感じさせる。

筆者が会長をしている一般社団法人首都圏産業活性化協会も、「Our Core」を定めて、2021年以降の提案を色々な企業に行っている。

種まきを一生懸命行っている企業の経営者ほど、真剣に提案に耳を傾けてくださる。

先のことなど誰にも分かりはしない。

コロナ禍の収束時期も不透明だが、こうした意欲的企業経営者との協働を深め、より産学官金民連携によりわが国経済に貢献する一年としていきたいと考えている。