研究課題検索と科学研究費助成データベースを統合検索
研究課題統合検索GRANTSサービス開始

2021年7月28日

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国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は2021年6月30日、国の政策などに基づき研究開発を推進する事業により行われている研究課題について、実施機関や事業の壁を越えて統合的に検索できるサービス「研究課題統合検索GRANTS(グランツ)」を開始した。

研究助成のための交付金という意味を持つ英単語「grant」の複数形を用い、複数の研究費配分機関で推進されている研究課題を一度に検索できるサービス内容を示す名称とした。

これまで、JSTを含む国内のファンディングエージェンシー(FA)は、研究課題情報を公開するシステムを個別に運用していた。内外から統合型の検索を求める多数の声を受け、情報基盤の強化(科学技術情報インフラの構築)の一環として構築したもの。

企業における研究開発のシーズ探索や共同研究先の検討、大学など研究機関の研究者や共同研究先の情報収集、FA間での情報共有などで威力を発揮するという。

現在は、JSTが推進する研究課題が収録されている「JSTプロジェクトデータベース」と日本学術振興会が推進する研究課題が収録されている「科学研究費助成事業データベース(KAKEN)」を一緒に検索できる。今後は段階的に参画するFAを拡充することでデータの登載範囲を広げ、企業や研究機関・研究者との間の「つながり」作りを促進する。

主として、企業や大学などの研究機関、FAでの利用が想定されているが、煩わしい会員登録も不要で誰でも無料で利用できる。キーワードを入力するだけの簡易な検索にも対応し、利便性が高い。研究開発のシーズ探索や共同研究先の検討のための情報収集などへの活用が期待される。

問い合わせは、GRANTS事務局まで。