リポート

第45回(令和2年度)井上春成賞贈呈式

本誌編集長 山口 泰博

2020年10月15日

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東京都千代田区の国立研究開発法人科学技術振興機構東京本部(サイエンスプラザ)で9月16日、井上春成賞(主催:井上春成賞委員会、委員長:濵口道成国立研究開発法人科学技術振興機構理事長)の贈呈式が行われた。

例年7月中旬に日本工業倶楽部で行われてきた贈呈式は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で延期、実施方法や時期を検討していた。その結果、感染拡大防止に配慮し、理事長記者説明会内で実施。少人数での式となった。

同賞は、企業化された独創的研究の中でも、日本の科学技術や経済の発展、福祉の向上に貢献した研究者と企業に贈られる。第45回となる今回は、2研究課題の研究者と企業代表者それぞれ1人ずつの計4人に表彰状と賞牌(しょうはい)、研究者には一般財団法人新技術振興渡辺記念会より研究奨励金100万円が贈られた。

受賞者は次の通り。テーマ▷近赤外光スペクトルを用いた液体爆発物検査装置の開発、研究者▷糸﨑秀夫(大阪大学名誉教授)、企業▷株式会社熊平製作所(代表取締役社長 熊平明宣)。テーマ▷青果物鮮度保持用プラチナ触媒の開発、研究者▷福岡淳(北海道大学触媒科学研究所教授)、企業▷日立グローバルライフソリューションズ株式会社(取締役社長 谷口潤)。

ボトルを開封することなく、装置にかざすだけで爆発物や可燃物を瞬時に検知する液体検査装置。空港などで利用されている。
ボトルを開封することなく、装置にかざすだけで爆発物や可燃物を瞬時に検知する液体検査装置。
空港などで利用されている。