視点

地域資源としてのスポーツチーム

宮崎大学 地域資源創成学部 准教授 丹生 晃隆

2020年02月15日

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筆者が所属している地域資源創成学部では、宮崎県全域を一つのフィールドとして、講義だけではなく、実践教育にも力を入れている。1年から2年前期までは、地域や企業を対象とした集合学習となるが、2年後期からはゼミ単位での実践活動となる。ゼミ担当教員は、学生の興味や関心も踏まえつつ、連携できる地域や企業を常に探しながら、テーマを設定する必要がある。当ゼミでは、これまでに食品製造企業と連携した市場調査やSNSマーケティング、地域資源を活用した新商品のニーズ調査などを行ってきた。

今年度新たに取り組んだのは、宮崎からJリーグ入りを目指すサッカーチームの応援である。サッカーチーム側も、大学生にもスタジアムに足を運んでほしい、大学生の発想を生かして、そのための方策を考えてほしいというニーズがマッチした。具体的に行ったことは、学内でのeSports(イー・スポーツ)のイベントである。サッカー選手と大学生がチームを組んでサッカーゲームをし、ピッチ上だけではない「技」を競い合った。結果は大盛り上がり! 学生にも地元チームを身近に感じてもらうことができた。

本来、学生が主である実践活動ではあるが、実は誰よりも楽しんでいたのは、かくいう私であった。応援できるチームがあることは、こんなに幸せなことはない。そして、地域に根指したスポーツチームは一つの地域資源であることも実感。来期のJリーグ入りを目指して、私もしっかり応援していきたい。

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