編集後記

聞きにくいことを学長に聞いてみた

本誌編集長 山口 泰博

2019年7月15日

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記事の出稿元がどちらかと言えば、「おなじみの国立大学」が多く気になっていました。文理連携、組織的連携、文系も、という流れを受け、過去ほとんど掲載のない私立大学の社会連携や産学連携事業はどうなっているのかが気になります。本当のところ、積極的なのか、その逆なのか――。大学のウェブサイトの、目次にあたる「メインメニュー」に出ているか否かで、力の入れようと組織が整備されているかがある程度分かります。そして学長の考え方しだいで計ることができます。しかし実際に各大学の学長に話を伺うと表に出していない(出す余裕がない)だけで、結構活動的な場合が多かったりするのです。

キャンパス新設と同時にとか、組織改編中で4月から本格的な社会連携部門を設置するとか、何かしらのタイミングが必要だそうです。そして、帰り際に「連携本部のような組織を設置したら埋もれないようぜひ、大学のウェブサイトメインメニューに出してください」と冗談とも本気とも思えるふうに言うと「もちろんですよ」と応じてくれます。

社会連携や産学連携が文系私立大学でも、今以上に活動的になれば、「雑務」の一言で片付けられない重要なポジションとなるはずです。そうなれば、「選手層」の厚みも増すものです。