出展内容

革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)・合田プログラムでは、「セレンディピティの計画的創出」を目指して、「セレンディピター」の開発を進めています。「セレンディピター」とは、超高速に大量の細胞を撮影・比較し、そこから目的とする細胞を分取、分析する装置です。この装置を使って、これまではセレンディピティ(偶然で幸運の発見)に頼っていた、特殊な能力を持つ細胞や希少な細胞をどんどん見つけ出すことを目指しています。
本企画では、「セレンディピター」の要素の一つである観察・比較することの大切さ、大変さ、新しい発見をする感覚を参加者に微生物実験を通して体験してもらいます。実は、微生物は多様な形態をしていますが、肉眼では小さな点にしか見えません。そこで顕微鏡を使ってミドリムシを観察して、べん毛で泳ぐ姿や細胞内の葉緑体の様子、細胞が変形する姿を見ながら、特に変わった色や形をしているミドリムシを見つけだし、単細胞生物にも個性があることを知ってもらいます。また観察にあたっては研究者と同じように観察ノートを作成してもらいます。観察ノートには、ミドリムシのイラストを描き、細胞の形や細胞内の様子、色などを記録して、持ち帰る事ができます。解説員が参加者に合わせてサポートしますので、みんなでいろいろなミドリムシを発見しましょう!
※本企画は小学校6年生理科の学習指導要領に準拠した内容になっています。

企画提供者 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)
開催日 11月25日(土)、26日(日) 終日
会場 4階 アトリウムエリア
形式 ブース
URL http://www.jst.go.jp/impact/program/02.html
備考  

開催報告

開催報告

私たちは、 11月25日から26日の2日間「セレンディピティな微生物を見つけよう!」と題してサイエンスアゴラに参加しました。主に小学生以下を対象として、ミドリムシとヘマトコッカス、クラミドモナスの顕微鏡観察と実験ノート作成のワークショップを企画し実施しました。
ミドリムシの学名である「Euglena gracilis(ユーグレナ)」の知名度や関心は高いものの、生きて動いているミドリムシを観察したことがないという声が、世代問わず多くの来場者からありました。そして、細胞にも個性があることも多くの来場者が知りませんでしたので、藻類に関する新たな発見を参加者と共有することができました。
また、内閣府ImPACT合田プログラムで開発中の、個性ある細胞を超高速かつ正確に分取をする装置である「セレンディピター」について、子供たちだけでなく、研究・開発に携わる人など、多くの来場者にそれを知ってもらい、新たな交流が生まれる機会となりました。私たちのブースでは小学生以下の来場者が多かったので、将来、科学の世界で再会できる事を楽しみにしています。

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