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1A07知る・語る!未来の食「培養肉」
地球の人口の爆発的な増加や気候変動の影響などによって、2030年頃には世界の食料需給は逼迫すると指摘されています。とくに、新興国などの肉食の需要が増え、肉の生産が追いつかなくなる恐れがあります。その解決策のひとつとして、いま世界中で「培養肉」の研究が進められています。
培養肉とは、動物の細胞を抽出して培養し製造される人工肉のことです。培養肉は、広大な土地や水、飼料を必要とせず、環境問題や動物の福祉、衛生・栄養面でもまったく新しい食の革新を起こすのではないか、と世界で注目されている技術です。一方で、これまでにはないモノであるからこそ、実際に食卓に並ぶまでには、技術開発とともに、法制度や食の安全など社会として解決しなければならない課題もあります。
ここは、培養肉に関する最先端の科学を紹介しながら、この新しい技術の行方について研究者と参加者がともに考え、語りあうフォーラムです。世界で初めて培養肉をつくり出したマーク・ポスト氏(オランダ・マーストリヒト大学 教授)のトークセッションに始まり、日本の食文化から宇宙の食まで、さまざまな専門家も参加します。あなたも、少し先の未来の食を一緒に考えてみませんか?
出展者 | 科学技術振興機構 Team NIKU |
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開催日 | 11月17日(日)11:30~13:00 |
会場 | 1階 テレコムアリーナ |
形式 | セッション(アゴラステージ) |
URL | https://www.jst.go.jp/mirai/jp/event/2019/191117-agora.html |
備考 |
登壇者情報:
登壇者情報や内容詳細、最新のタイムテーブルは、イベントWebサイトにてご案内します。
タイムテーブル:
11:30 開始/イントロダクション
11:35 トークセッション
11:55 ディスカッション
12:40 登壇者コメント/まとめ
13:00 終了
【事前申込み期間】一部、事前申込枠を設定する可能性があります。詳細はイベントWebサイトをご覧ください。
開催報告
セッション結果の詳細はこちらです。是非ご覧下さい。
▶培養肉から想像し、創造できる未来とは?「サイエンスアゴラ2019」から「培養肉」関連企画リポート
▶新しい技術は若い人が議論し話題にすることで社会に広がる―培養肉の分野の先駆者マーク・ポスト博士に聞く