「ペンギントランプ図鑑」で生物多様性を知ろう!
ペンギン大学
9月13日(日)10:30〜12:00 4階オープンスペースC
出展レポート
提起した問い・目指した未来像
「生物多様性」を耳にする機会は増えたものの、なんとなくわかったような…そんなイメージが多いように感じていました。
今回の出展に当たり、日本では動物園・水族館で身近に見ることができるペンギンを題材に、「生物多様性」を知ってもらう機会を設けたいと考えました。
カードゲームとミニ講義を組み合わせたワークショップを通じて、ペンギンを「生物多様性」の縮図として感じてもらい、「生物多様性」への理解を深めていただくことと併せて、ペンギンを事例に「レッドリスト」「絶滅危惧種」という関連事項についても覚えるきっかけに、飼育下のペンギンと野生のペンギンの現状とギャップを知り、広く環境問題についても考えるきっかけにしていただくことを目指しました。
参加者との対話から生まれた意見や気づき
考案したSTEAM教材「ペンギントランプ図鑑」は、基本的なトランプゲームの絵合わせ(神経衰弱、ババぬき)に対応しているため、ゲームのルール説明をほとんど必要とせず、年齢に関係なく楽しんでいただくことができました。
カードゲームによる絵合わせにより、見た目にはよく似た種がいること、ミニ講義により、よく似た種も生息環境が異なること、これらを紐づけて「生物多様性」の縮図を体感してもらえたのでは、と感じています。
また、カード自体への質問として、「番号の意味は?」「日本語の名前の下の英語は何?」といったものがあり、トランプの1~13を拡張した1~18の数字が、IUCN(国際自然保護連合)でのペンギンの記載順に対応していること、和名とともに学名を併記していることなど、カードそのものを図鑑風にデザインし、AR図鑑への入口とした意図も伝えることができました。
対話を通じて得られた未来へのヒントと今後の展望
参加者の皆さんの反応を通じて、環境プログラムとしての有効性は実感できたものの、カードゲーム部分の進行には工夫の余地があることもわかりました。また、ミニ講義では、基本的な内容に加えて最新情報を追加したことで、既に知見のある層にも興味を持ってもらうことができました。
今後も本プログラムの汎用性と完成度を向上させつつ、科学・理科教育系のイベントや動物園・水族館でのワークショップ開催、他の団体や企業の環境プログラムとの連携を目指したいと考えています。
当日の様子