520社会とつながる・世界とつながる
シルクがつむぐ未来:高校生と考える未利用資源の価値
樹徳高等学校 理科部
9月12日(土)10:00〜18:00、13日(日) 10:00〜17:00 テレコムセンタービル 5階
出展レポート
提起した問い・目指した未来像
群馬の伝統技術である「上州座繰り」の生糸つむぎ体験と、キャベツの芯など未利用資源を活用した最新のシルク研究を融合させ、「地域に眠る未利用資源(もったいない)を、科学と伝統の力で新たな価値へ変えられないか?」という問いを提起しました。
子どもから研究者・企業関係者まで多様な来場者と共に未利用資源の可能性を語り合うことで、伝統文化を次世代へ継承しつつ、地域創生と持続可能な社会(SDGs)を実現する未来像を目指しました。
参加者との対話から生まれた意見や気づき
「共創ボード」やGoogleフォームを通じて、「カイコに食べさせてみたいもの」として野菜の茎・葉やみかんの皮、卵の殻、トウモロコシの芯など、身近な未利用資源に関する多様なアイデアが集まりました。また、機能性や質感(色・手触り・香り)に変化を付けた新しいシルクへの期待や、カイコの生態に対する素朴な疑問など、多角的な視点を得ることができました。日常の小さな気づきや疑問を研究に取り入れる姿勢が、科学の発展や地域課題の解決において重要であるという大きな気づきを得ました。
対話を通じて得られた未来へのヒントと今後の展望
今回の対話から、身近な未利用資源には人々の関心と未開拓の可能性が溢れているというヒントを得ました。本イベントやSDGs QUESTみらい甲子園上越エリア大会等での成果・対話をきっかけに、今年度は地元企業との商品化・社会実装に向けた具体的な情報・意見交換の機会を得るに至りました。今後は、地道な研究活動をさらに深めて地域へ還元するとともに、サイエンスアゴラをはじめとする学外の場に積極的に参加し、地域と未来をつなぐ発信・共創活動を継続していきます。
当日の様子