海の未来を考えよう ~君の「知りたい」が海を救う!~
日本海洋学会教育問題研究会
9月12日(土)10:00〜18:00、13日(日) 10:00〜17:00 テレコムセンタービル 4階
出展レポート
提起した問い・目指した未来像
中学・高校生を主な対象として、海の構造の再現実験、海岸の砂の観察、プランクトンの骨格模型の観察を通して、海の仕組や環境との関わり、深海への炭素等を運ぶマリンスノー役割などの理解を深めることを目指しました。
また、小学生以下の参加者向けには、お台場で採取した海水中の生き物の観察や海洋リテラシーを題材としたクイズゲームを通して、楽しみながら海への関心を高めることを狙いとしました。
これらは、小中高等学校における海洋教育の充実と、海洋リテラシー(海に関する基礎知識)の普及を目的とした我々の活動に基づいており、少しでも海に関心をもち、将来海に関わる進学や進路の選択を目指す者が増える未来を想定しています。
参加者との対話から生まれた意見や気づき
2日間のブース出展を通して、中高校生の参加者数は相対的に少なく、一方で小学生もしくは就学前の児童が多数を占めました。その中で、多くの子供たちが拡大画面の中を動き回る種々のプランクトンを真剣な眼差しで探索している姿や、海岸の砂の中のゴミをピンセットで熱心に選別する姿を見て、子供たちの好奇心を育む科学コミュニケーション活動において、手を動かす機会を設けることの重要性を再認識しました。
対話を通じて得られた未来へのヒントと今後の展望
我々のブース出展では、私たちの暮らしを支える重要な存在としての海を対象とし、海の環境や生態系が維持される仕組みや太古の海の歴史に関する解説を通して、海と私たちの生活との関わりについて考える機会を提供することを目指しました。本来海に関する教育機会の少ない中高校生を対象としましたが、参加者の多数を占めた小学生や就学前児童との対話では、我々の生活に海がどの様に関わっているのか、また海の環境を守る、あるいは維持していく上でどのようなことが出来るのかについて、実験や観察を通して考えながら理解して貰うことを心がけました。
今回のブース出展によって、日常生活では必ずしも海への関心が高くなかった参加者が、今後少しでもこうした問題意識をもつようになっていくことを願っています。
当日の様子