200大学集合! 目指せグリーン社会変革
総合地球環境学研究所
9月12日(土)10:00〜18:00、13日(日) 10:00〜17:00 テレコムセンタービル 4階
出展レポート
提起した問い・目指した未来像
持続可能な社会実現のため、自分たちの暮らしの在り方から見直し、根本的な課題解決を目指す「グリーン社会変革」。その実現に向けて、私たち一人ひとりや企業・大学・自治体など多様な参画者がどのようなアクションを起こせるのかを問いかけた。また、全国約200の大学等がつながる「持続可能な社会を共創する大学等コアリション」の取り組みを通じ、地域や立場の垣根を越えた共創のあり方を投げかけた。
さらに今回は、持続可能な社会を共創する大学等コアリション/総合地球環境学研究所が企画・監修を務める令和9年度版学習資料「一家に1枚」テーマ「炭素 ~命と地球のすべてを形作る~」の仮デザインをブースにてお披露目し、それをもとに市民や研究者など多様な来場者から率直な意見やフィードバックをもらうことも重要な目的として位置づけた。
参加者との対話から生まれた意見や気づき
来場者からは、大学や研究機関が持つ知見やネットワークに対して大きな期待が寄せられる一方で、日常生活の中でどのようにグリーン社会変革に参加すればよいか具体的な行動についてはイメージしにくいという声も聞かれた。また、何年も前から重要性が叫ばれている地球環境問題やSDGsに関する研究や取り組みの成果が市民には見えにくいという指摘もいただき、大学や研究機関、企業の取り組み成果を広くわかりやすく伝える必要性を改めて感じた。
「一家に1枚」デザインに関する対話については、ポスターというコンテンツを介して対話を重ねることで、具体的な意見やアイディアが創出されるという気づきを得た。過去の「一家に1枚」シリーズの監修担当者だったという専門家や、実際の学習対象者となる小学生を含むファミリーとの会話から、貴重なデザインやコンテンツ案を収集することができた。
対話を通じて得られた未来へのヒントと今後の展望
来場者との対話を通じ、大学等コアリションの取り組みを発信するだけでなく、市民や多様な主体が日々の暮らしの視点を持ち寄り、共に学び、実践を共有し合える「開かれた対話の場」の継続的な価値を再確認できた。また、ポスター等学習資料の制作過程において広く意見を募る手法が、より共感を呼び分かりやすい科学コミュニケーションの形につながるというヒントを得た。
今後は、「持続可能な社会を共創する大学等コアリション」のネットワークをさらに拡大するとともに、大学・研究機関の横のつながりだけでなく、セクターを越えたつながりや地域社会・市民ともつながるプラットフォームとしての機能を強化していきたい。さらに、「炭素」ポスターのアイディア収集を通じて得られた貴重な気づきを2027年3月の学習資料完成につなげていきたい。
当日の様子