407いのち・からだ・医療のひみつ

びびるな感染症! 知って! 感じて! 安心安全!

バイオメディカルサイエンス研究会(BMSA)

9月12日(土)10:00〜18:00、13日(日) 10:00〜17:00 テレコムセンタービル 4階

出展レポート

提起した問い・目指した未来像

パンデミックが一段落した今,改めて「感染症に関心がありますか?」「いつも,感染症の危険が身近にあることに気付いていますか?」を中高生を中心に問いかけ,そして,その問いに対してバイオサイエンスが深く関わることに気付いてもらうことを目的とした。そして,感染症の予防と対策には,ワクチンなどの予防法にどのように活かされているかを正しく知り,その上で,人々の日常のさり気ない行いが大きな役割をもつことを意識し習慣化する未来を目指した。

参加者との対話から生まれた意見や気づき

ブースに立ち寄ってもらう対象を中高生としていたが,実際には小学生またはそれ以下の子どもとその保護者がほとんどだった。「いつも人が多く,なかなか立ち寄れなかった」との声が寄せられた。参加者の多くが,DNAミサンガ(ビーズ細工)が目的で立ち寄り,2日間でリピーターもいた。保護者との対話から,一見お遊びのようなビーズ細工でも,「理解するのに難しい子どもでもバイオサイエンスに対する興味をもつきっかけになる」と分かった。また,ビーズ細工する子どもの傍らで保護者との対話が,将来子どもたちが科学に関心をもつ大きなきっかけになりそうだと期待できた。

対話を通じて得られた未来へのヒントと今後の展望

ブースに立ち寄ってくれた子どもとその保護者との対話を通して,世代間のコミュニケーションの大切さを改めて意識できた。「親から子へと興味が伝播する」ことは,感染症の予防・対策のリテラシーを考える上で,有効な要素になることが確認できた。今後は,親子だけではなく,中高生,大学生そして社会人を含む幅広い世代間の関係に発展させ,DNAミサンガのように誰でもできる「お遊び」を活用しながら,より多くの若者が感染症の予防・対策について意識し,対話を広げられるよう活動を続ける。絶えることがないパンデミックへの備えとして,バイオサイエンスに関するリテラシーの実現に貢献したい。

当日の様子