308見て・さわって・楽しく学ぶ

デジタルなモノづくりチャレンジ

日鉄日立システムソリューションズ/聖学院/女子聖学院

9月12日(土)10:00〜18:00、13日(日) 10:00〜17:00 テレコムセンタービル 3階

出展レポート

提起した問い・目指した未来像

提起した問い:AIやデジタル化が進む現代のモノづくりにおいて、自ら手を動かす体験の価値とは何か。また、AIと人間はどのように役割を分担すべきか。これらの問いに対して関心を高め、未来を考えるきっかけとしてもらいたかった。

目指した未来像:
小学生:LEDやロボットの制御プログラミングを通じ、学校では難しいモノづくりの「やってみないとわからない」を体験し、科学への興味関心を高める。

中高大生:AIコーディングアシストの利便性を体感する一方、感性を言葉にする難しさや、光のまぶしさ、照度センサーなど環境影響による制御の差異を実機で実感。人とAIの役割分担を考えるきっかけを提供する。

参加者との対話から生まれた意見や気づき

小学生の反応と原体験の不足:
LEDやロボット制御を純粋に楽しむ一方、駆動部にオイルをさして直進する変化に驚く姿などから、現代の子どもたちにフィジカルなモノづくりの原体験が不足していることを実感した。

AI理解の社会的な二極化:
AIのコード自動生成にただ驚く層と、感性の言語化や環境制御の難しさを深く理解する層が混在しており、AIに対する社会の認知の幅広さを痛感した。

プログラミングの意義の再認識:
「AIの登場でプログラミングは不要になる」と考えていた保護者も体験を通して考え直し、技術がもたらす未来の不確実性(見えなさ)や今後のあり方について、来場者と深く意識を共有できた。

対話を通じて得られた未来へのヒントと今後の展望

未来へのヒント:
AIやデジタル化が進むほど、実物に触れ試行錯誤する「フィジカルな原体験」の価値と重要性がより一層高まっている。
単にAIに依存するのではなく、「自分の感性を言葉にして伝える力」や「環境の変化を見極めて修正する実践力」がこれからの時代に求められる。

今後の展望:
今回の対話を踏まえ、AIと人間がどのように協働すべきかを考える実践的な学びの機会を継続的に提供する。
技術の進化に流されるのではなく、自ら手を動かして未来を切り拓く「探究心」を育む活動をさらに広げていきたい。

当日の様子