サイエンスコミュニケーション ~明治期から現代へ~
近代科学資料館・なるほど科学体験館
9月12日(土)10:00〜18:00、13日(日) 10:00〜17:00 テレコムセンタービル 1階
出展レポート
提起した問い・目指した未来像
「サイエンスコミュニケーションとはなにか」
日頃から近代科学資料館・なるほど科学体験館で数学の教具や科学技術史料の解説を行うことでお客様と対話を行っています。ただ、それぞれがサイエンスコミュニケーションに取り組んでいるとは意識せず館内で過ごしている学生スタッフも多いです。今回のサイエンスアゴラでの対話を通して、「サイエンスコミュニケーションとはなにか」を問われることにより、考えを深めていくきっかけになりました。
科学技術の発達が著しい現代において、明治時代に西洋の最新の科学をフランス語で学び、日本に普及させようと臨んだ創設者たちの軌跡に触れることで、科学の変遷を感じ、これからの社会と科学の未来について共に考えることを目指して、出展しました。
参加者との対話から生まれた意見や気づき
サイエンスコミュニケーションについて、多くの方から質問を受けたり、議論をさせていただく中で気づいたことがあります。本学には『東京物理学校雑誌』やそろばんから大型計算機までの資料が多く保存されていますが、これらに自分たちの解説を交えて共有することが、多くの方の興味や、資料を大切にする気持ちにつながると思いました。
他のブースでの交流も学生スタッフのいい刺激になり、大学で学んでいる専門分野の活かし方や実情について知ることができました。近年注目される核融合発電に関しての話や普段あまり接することのない分野の話も聞くことができ、非常に満足できるイベントでした。
対話を通じて得られた未来へのヒントと今後の展望
様々なブースを通して、AIそして科学の更なる可能性を感じることができました。東京理科大学は日本の科学の黎明期に創立され2031年で150周年を迎えますが、今一度その歴史の重みを考え、伝えることがこれからの科学の発展につながると改めて考えさせられました。今回のサイエンスアゴラ2026での経験を活かして、引き続き近代科学資料館・なるほど科学体験館でお客様とのサイエンスコミュニケーションに取り組んでいきます。今後も老若男女問わない積極的なサイエンスコミュニケーション、そしてより分かりやすい解説に努めていきます。
当日の様子