27-4C1310月27日(日)13:00-14:30

セッション

イノベーションユースー"科学"の未来を対話する
Innovation Youth: Dialoguing the Future of "Science"

九州大学アジアオセアニア研究教育機構社会クラスター・「政策のための科学」モジュール
Science for Policy Module, Social Cluster, Kyushu University Institute of Asia-Oceania Studies, Kyushu University

場所:テレコムセンタービル 4階 オープンスペースC

プログラム概要

「イノベーションユース」は、研究テーマを持った10代の若者が「メンター」の支援を受け、研究発表する育成型プロジェクトです。応募者は研究テーマ・社会課題を解決するアイデアを提示し、メンター(プロの研究者、教育関係者、企業経営者、実務家など)と共に研究を掘り下げていきます。この企画では、イノベーションユースの卒業生が研究発表、参加者と科学について研究対話を行っていきます。

"Innovation Youth" is an educational project where teenagers with research themes receive support from mentors and present their research. Applicants present their research themes or ideas to solve social issues and work with mentors (professional researchers, educators, business leaders, practitioners, etc.) to deepen their research. In this program, graduates of Innovation Youth will present their research and engage in discussions about science with participants.

登壇者プロフィール

イノベーションユース卒業生(3名)

写真名前

大賀 哲 Oga Toru

九州大学大学院法学研究院・准教授(国際政治学)
特定非営利活動法人日本科学振興協会(JAAS)前理事(2021-2024)
イノベーションユース組織委員会代表

写真名前

宮原 聖子 Miyahara Seiko

特定非営利活動法人日本科学振興協会(JAAS) 理事
たねまきめぶき 代表

タイムテーブル

13:00~13:05
開会あいさつ
13:05~13:50
イノベーションユース卒業生による研究発表
13:50~14:10
コメンテーターによるディスカッション
14:10~14:25
フロアを交えての質疑応答
14:25~14:30
閉会あいさつ

出展レポート

話し合った未来像

・イノベーションユースが描く未来像は、誰しもが研究することができ、研究することを後押しされる社会です。その未来像の実現のために私たちは現在、10代の研究マインドを応援し、好奇心に火をつけ、探究心で未来を照らす育成型プロジェクトを実施しています。今回は、昨年に参加した10代の参加者3名に発表してもらうことで、誰しもが研究するという未来像を来場者と共有しました。

セッションでの意見、論点

・10代の高校生が、本プロジェクトに参加することを通じて(参加すること自体が既に前向きだが)、プロの研究者、教育関係者、企業経営者、実務家などによるメンタリングの下、しっかりと研究し、なおかつ不特定多数の来場者の前でしっかりと発表し、また質問にも的確に答えていた。さらに、学校を飛び出て、社会に出て実際に活動しており、大学に閉じこもって研究しているだけの研究者よりも社会との関係を意識しているのではないか。

セッションで出たキーワード

10代、高校生、発表、活動、社会、団体立ち上げ

来場者との対話から得られたこと・今後に生かせること

・発表者である10代の高校生は、来場者からの突然の質問にもしっかりと答えていた。これまでは、メンターや参加者(10代)同士での質問が多かったが、場合によっては、それ以外の人たちとのコミュニケーションをプロジェクトに導入することが、参加者に良い影響を与えるのではないか。また、私たちが目指す未来像に近づけるのではないか。今回の機会を本プロジェクトの今後に活かしていきたいと思います。

page top