SCIENCE AGORA

作って体験、LEDアートやリニア新幹線浮上の仕組み
Aa-063

LEDアートではブレッドボードにLEDを配線し、抵抗及びコンデンサ、タイマーICを組み合わせることにより点滅する原理を学びます。オームの法則など電気回路の基本原理を理解できるようになります。また、暗闇で点滅するLEDを振り回すことにより簡易的なLEDアートを体験します。リニア浮上の仕組み(アラゴの円盤)では磁石につかないアルミの円盤が、磁石の作用(電磁誘導)で回ることを実体験します。これにより、リニア新幹線の線路に敷設したアルミのコイルの作用を理解できるようになります。以上の体験を通して、科学が社会に与える影響を考える機会を提供致します。

企画提供者 慶應技術士会
開催日 11/3(木・祝)、11/4(金)、11/5(土)、11/6(日)終日
会場 A会場(日本科学未来館)1階
形式 実験・工作
URL http://keiope.org/
備考

開催報告

1.概要
本年も昨年に引き続き、日本科学未来館1Fで、出展しました。
2.出展内容
Aa-063「作って体験、LEDアートやリニア新幹線浮上の仕組みManufacturing experiences, LED art and mechanism of magnetic levitation of The Linear Chuo Shinkansen」(慶應技術士会)
一つ目のLEDアートでは、ブレッドボードに3つの綺麗なLEDを配線し、抵抗及びコンデンサ、タイマーICを組み合わせることにより点滅間隔が可変出来るLEDを工作して頂きました。点滅するLEDをお持ち帰り頂き、ご自宅でも簡易的なLEDアートを楽しめます。
二つ目のリニア浮上の仕組み(アラゴの円盤)では、磁石につかないアルミの円盤が、回転させる磁石の作用(電磁誘導)で、アルミの円盤に電流が流れ、円盤が回転することを実体験工作して頂きました。これが、リニア新幹線の線路に敷設したアルミのコイルによる浮上原理です。アラゴの円盤の回転模型をお持ち帰り頂き、リニア新幹線が動く工作の夢を楽しめます。
3.出展結果
11月3、4、5、6日で、活況を呈し、「アラゴの円盤」は製作した188個、「LEDアート」は196個、全て準備した分を、工作、お持ち帰り頂く事が出来ました。
「アラゴの円盤」、「LEDアート」の工作材料は、9月頃から、会員の大変な努力により精度の高い設計能力とハンドメイドにより、製作されましたが、予想を上回る大反響で、Internetを予め見て、「僕は「アラゴの円盤」を作る!」、「私は「LEDアート」を作る!」と飛び込んでこられたお子様もおられました。お子様やご両親は、約5分程度の工作完成、持参後、殆どの方々が、何故「アラゴの円盤」は回転するのか、何故「LEDアート」は点滅するのか等、感心され、科学工作の素晴らしさに興味を持たれた事は、企画者としては大変嬉しい限りでした。


参考URL
http://keiope.org/

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