JST 国立研究開発法人 科学技術振興機構

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SCENARIO 社会課題の解決を目指して

IT企業と共に挑戦した「スマート米栽培」を九州地方の3県で実施

2020年06月17日

シナリオを実現する

  • 主催:

    株式会社オプティム

解くべき課題

◆田んぼで発生する病害虫発生状況を正確に素早く把握することの困難さ
◆見回りや農薬散布にかかる膨大な労力
◆新規就農者の経験不足、技術不足

取組のポイント

◆AI×ドローンで病害虫の早期発見と対策が可能
◆AI×ドローンによるピンポイント農薬散布で環境保全型農業を実現
◆AI×ドローンの活用で新規就農者をサポート

取組内容

◆ドローンとAIを活用した病害虫の早期発見と対策
・毎年夏に田んぼで大量発生するウンカ(病害虫)の食害の跡を、ドローンにより空中から早期発見。
・AIを駆使して広大な田んぼを管理・解析し、ドローンによるピンポイント農薬散布で散布量を大幅削減。
◆ピンポイント農薬散布テクノロジーによる環境保全型農業の実現
・ドローンによる効率的な農薬散布を行い、散布量の大幅軽減を達成する。
・農薬散布を最低限に抑えることで、田んぼの生態系保全も目指す。
◆田んぼの観察や農薬散布および施肥を「スマート農業」で自動化し、担い手の作業をサポート
・担い手の負担をIT技術でサポートし、働きやすい環境づくりを実施。
・病害虫の発生ポイントや肥料の足りない場所を的確に把握し、ベテランの経験に頼らないお米作りを目指す。
・AIよる客観的なデータ解析から学び、若手人材や新規就農者のスキルアップを図る。
◆スマート農業により「にこまる(大分県宇佐市)」、「ヒノヒカリ(福岡県三瀦郡)」、「さがびより(佐賀県佐賀市)」のブランド米を栽培

関連情報

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お問い合わせ先

株式会社オプティム

info-it-agriculture@optim.co.jp

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