海外のオープンフォーラム
世界でも、科学と社会のあり方を問うための対話が行われています。ここでは私たちが注目する、科学に関する主要なオープンフォーラムを紹介します。特定の分野にテーマを絞った対話フォーラムやサイエンスカフェなどの小さな対話は他にも数多く行われています。
北米
ワシントンDCに本拠地をおく非営利団体、米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science:AAAS トリプルエーエス )が毎年2月に開催するオープンフォーラム。
南米
Latin American and the Caribbean Open Science Forum (CILAC)
2016年に第1回が「2030年に向けた持続可能な開発目標(SDGs)」の公式行事として、ユネスコモンテビデオ等の主催で開催された中南米・カリブ海初の地域横断の科学技術オープンフォーラム。
南アフリカ
Science Forum South Africa (SFSA)
2015年に第1回が開催された、南アフリカ共和国科学技術省(DST)が主催するアフリカ大陸で唯一の科学技術オープンフォーラム。
欧州
フランスのストラスブールに本拠地を置く国際組織EuroScience(ユーロサイエンス)が開催国の政府等と協力して隔年で開催する科学研究、教育、イノベーションに関する欧州最大のオープンフォーラム。
1999年にブダペストで開催された「世界科学会議」を前身とし、2003年の第1回以降、ハンガリー科学アカデミー等が隔年で開催する世界規模の科学フォーラム。第6回以降はブダペストと第三国(2013年:リオデジャネイロ、2017年:ヨルダン)で交代開催されている。